このサイトで発表しているすべての文章の著作権は、管理者と寄稿者にあります。
もしも転載等を希望されるかたは、お問い合わせください。
(内容によってはやむなくお断りする場合もあります。)
11:「怖いもん見たいかぁ~~」
(初回掲載・2002年6月24日、再掲載・2005年1月29日)
by あいちゃん & Darth Yumi
ここのタイトルは、(C)あいちゃん。
2000年3月26日封切りだった映画『スリーピー・ホロウ』にまつわる話題です。
あいちゃんがここの掲示板に書き込んでくださった文をご紹介するまえに、ちょっと解説しましょう。
まず映画のご紹介から。
2000年・アメリカ、ティム・バートン監督。
キャストは、
☆クリストファー・ウォーケン(首なし騎士の、首あり状態=「ヘシアン・ホースマン」)
☆ジョニー・デップ(18世紀終わりの、NY市警捜査官イカボッド・クレイン)
☆クリスティーナ・リッチ(オランダ移民の村・スリーピーホロウの大地主の娘カトリーナ)
☆ミランダ・リチャードソン(大地主の後妻さん)
このへんが主なところ。でも特筆すべきは、
☆レイ・パーク(首なし騎士のスタントでアクション担当。彼がスターウォーズのダース・モールです!!)
☆ロブ・インチ(首なし騎士の、馬で疾走するシーン担当。彼がジェダイのクワイガン・ジンのスタントさん)
あらすじは・・・1799年冬、ニューヨーク市から、捜査官イカボッド・クレインは郊外の村・スリーピーホロウへと馬車で向かった。
体制に反抗的で科学捜査を重んじる態度を、市長(クリストファー・リー、ドラキュラで有名)にニラまれて、「首なし死体」が続々出ているその村へ派遣されたのだ!(もちろん、市長のいやがらせである。)
迷信などまったく信じないイカボッドは、科学捜査で犯人を捕まえようとするが、首なし騎士はマジで出たのだった!
イカボッド自身も、実は幼少時の記憶が封印されており、美しいカトリーナとともに犯人を探すうち、だんだん謎が解き明かされてくる。
・・・ティム・バートンが描きたかったのは、数少ない、アメリカ生まれの「怪談」。
首なし騎士は、生前は独立戦争の時のドイツ人傭兵(ヘシアンはドイツ人の、という意味)で、愛馬デアデビルを駆ってたくさんの人の首をはねていたが、オランダ移民のこの村でつかまり、首を切って埋められた・・・それを恨んで甦って人の首をはねるとか、自分の首を探しているとか。
ところが、この映画はただのホラーではない!!
映像の美しさ、人の心の奥にひっそりと息づいている魔女や魔法への郷愁の描き方、お笑い(!)、推理、そしてアクション!
もう魅力があふれて止まらない作品です。
とりこになった あいちゃんをはじめ、多数のファンが同映画の公式サイトに集い、BBS(掲示板)は感想や情報の交換の場として1年半続きました。
そして、奇しくもそのBBSの閉鎖直前に、この「時空のはずれのアバラ家」、じゃなかった、「時空のひずみの草庵」ができて、当時の残党も来てくれました。
・・・では本編、あいちゃんレポートです、どうぞ!
「恐いもん見たいかぁ~~~~」
・・・ってことでへシアン・ホースマン「スリーピー・ホロウ」という映画に出てきた首無し騎士(顔クリス、身体と乗馬レイ・パークさんのサイト、のぞいてみて。(結果どうなっても知らん!)
(注:あいちゃんが紹介してくださったページは、すでに消えていますので、映画を見てね☆)
しかし、あのスリーピー・ホロウ、ワシントン・アービングのフィクションと思ったら、本当にNY郊外にあの村があり、ヴァン・タッセル一族のお墓もーカトリ―ヌさんのもー沢山あり、首無し騎士が埋まっていたと言う場所(本当の場所は分ると墓荒しにあったり、墓石が削られたりするので内緒だそう)をこの足で踏んできました。
しかし日本なら鉄の柵かなんかつけて観光地とするだろうに、案内板もない不親切な墓地ではありましたよ。------そこまで行くか、大体!
---ホームへもどる--- ---芝居小屋のトップへ---